自分はまだ若手だし、上の人や先輩が残っているうちはもう少しやれること探そうかな。
こんな風に毎日空気を読んで会社に居座って帰れそうなタイミングを伺っている人いませんか?!
本当は帰りたいならすぐに帰るべきです。
定時退社は悪ではありません。その理由と早く帰るためのマインドをご紹介します。
こんな方におすすめ
- 定時退社したいのに帰りづらさを感じている人
- 帰るのが気まずくて毎日帰りが遅くなってしまっている人
- 定時になっても帰らない周りにうんざりしている人
- 本当は毎日帰ってやりたいことがある人
本記事で解説する「定時退社は悪ではないと言える理由」と「持つべきマインド」を知ると、あなたもちゃんと定時に帰れるようになりますよ。
なぜなら僕も、上記のような状況から意識を変えたことで、早く帰って自己投資や副業に時間を使えるようになっているからです。
それでは解説していきます。
Contents
定時退社は悪ではありません。その理由と持つべきマインド
まず大前提に、「定時退社は悪ではありません」
もし定時で帰ることを悪いことのように感じて、周りに申し訳なさを抱いているのなら、そこから変えていくと良いですね。
定時で毎日帰っている人も世の中にはいます。
定時退社が悪ではない理由を順に解説していきます。
仕事はプライベートと両立してなんぼ
定時退社が悪ではない理由その1は、「仕事はプライベートと両立してなんぼ」だからです。
もし毎日仕事仕事になってしまっていたら、自分の時間なんてとても取れないですよね。
そうなるとどんどん仕事が嫌になるし、何のために仕事しているのだろうと憂鬱な気分になってしまいますよね。
ワークライフバランスなんて言葉が近年聞かれるようになりましたが、仕事はあくまで生活の一部にしか過ぎないことは意識して欲しいです。
こんな感じですね。
人やその時々に応じて、何に比重を置いているかは大小していいですが、一番大きくて大事な円はやっぱり自分の人生ですよね。
仕事が大きくなりすぎると、やっぱり心の負担は大きいです。
こういった理由で、定時退社が悪ではない理由その1は、「仕事はプライベートと両立してなんぼ」ということですね。
会社が定めている就業時間 = 定時
定時退社が悪ではない理由その2は、「会社が定めている就業時間 = 定時」だからです。
入社時に、月給をもらうためには1日何時間、月に何時間以上働く必要がありますよ。
という説明があったと思います。
もちろん36協定などで契約を結んで、所定を超える労働に対しては残業代を支払うことで、働かせることができるというルールはあります。
でもそれはあくまで止むを得ない場合ですよ。
あなたはその日に定時と定められている時間まで精一杯働いたら帰ってもいいんです。
毎日定時まで働けば、基本給をいただくことはできるんですから!
残業を頑張らなくちゃいけない決まりなんて無くて、むしろ帰ってもいい時間という決まりがあるんですよ。
こういった理由で、定時退社が悪ではない理由その2は、「会社が定めている就業時間 = 定時」だからです。
定時退社をしたい人が持つべきマインド3選
定時までに自分の仕事が終わっているのに、周りに申し訳なくて帰れない。
という思いをしている方は多いと思います。
つまり、定時にあなたが帰れない理由は、仕事の量に関わらず、「帰ることをためらうマインド」であるということが言えます。
そんな方が、早く帰れるようになるためのマインドを紹介します。
仕事の生産性が高い証拠と考える
同じ量の仕事をする場合、早く終わらせて早く帰れるのは「生産性が高い証拠」です。
始業から終業までは自分のやるべき仕事は全力でこなすべきですね。
例えば、あなたの上司や同僚が日中にテキパキと仕事をせずに定時を過ぎても残っていくつもりでいるなら、あなたは何も気にする必要はないですよね。
あなたは、早く帰るために定時に終わらせるペースで仕事を進めてきているのですから。
同じ仕事なら、短い時間で正確にこなせる方が、会社にとっても良いですよね。
こういった理由で、定時退社をしたい人が持つべきマインドその1は
「仕事の生産性が高い証拠だと考える」です。
誰も得しないことを知る
厳しいことを言うかもしれませんが、あなたが周りの目を気にして机に座っているだけの時間は、
「誰のための何の時間」なんですか?
あなたが仕事が残っている人の手伝いをしているのであれば、意味のある時間ですが、
ただ机で帰れそうなタイミングをうかがっている時間は、誰の得にもならないですよね。
ですので、1分でも10分も早く帰宅して、自分のための時間を過ごしましょう!
早く帰れる自分を褒める
定時退社をしたい人が持つべきマインドその3は「早く帰れた自分を褒める」です。
マインドの1つ目では、生産性が高さという話をしましたが、褒めるのはそこではありません。
ここで褒めるのは、「周りの目を気にせずに自分のことを大切にできた自分」です。
よし、今日は早く帰って自分の好きなことするんだ!
と駅に向かって歩き出したり、駐車場に向かいましょう。
最初は、気まずいかもしれませんが、早く帰れた日にはオフィスを出た後に自分のために小さくガッツポーズしてあげましょう。
その早く帰るマインドの積み重ねで、「今日は早く帰れた」が「早く帰れるのが普通」に変わってくるといいですね。
気まずさを乗り越えて、早く帰る一歩を踏み出した自分を褒めてあげましょう!
でも仕事は嫌だから早く帰れたほうがいいけど、そんなに10分15分にこだわるほど家に帰ってやりたいことがないよ。
と言う方も多いですよね。
そんな方に向けて、仕事のある日でも家に帰ってからやることで、身に付くことは多いということを以下で紹介しますね。
平日でも毎日やれば実ることは多い
仕事を定時で終わらせて退社できれば、仕事が終わって寝るまでに2〜3時間くらいは確保出来るはず。
毎日継続して取り組めば、月の出勤日数が22日としたら1ヶ月で『2.5 * 22 = 55』で55時間も時間がありますよ!
これに休みの日も合わせたら、月に確保できる時間は100時間を超えてきますよね。
その時間を使って、やれることは何かありませんか?
頑張って早く帰って確保した時間で、出来ることを考えていきましょう。
副業をしてみる
最近だと社員の副業を認めている会社が増えてきていますよね。
空いた時間を使って副業にチャレンジしてみるのもいいですね。
僕の場合も、定時で帰ってから寝るまでの時間を使って副業でブログを書いたりプログラミング学習をして副業として収入を得ています。
Web制作の独学を始めたときは、平日と休みの日を使って月に100時間以上の勉強量を確保しました。
会社員の方でも始めやすい副業として
始めやすい副業
- ブログ
- Web制作
- 動画編集(Youtube)
などいろいろありますよね。
今は便利な時代で、始めたいと思えば初心者向けの解説記事や動画がたくさんありますし、無料でもある程度の学習には取り組めます。
ブログやWeb制作だとそれ自体が楽しくて、「今日も早く帰ってブログ書くぞ」とかって思うようになりますよ。
コツコツと副業に時間を投下すれば、会社での仕事の他に収入を持てるので、一石二鳥ですよね。
趣味のために練習をする
副業は別にいいかなって人も、技術が必要な趣味とかってありませんか?
例えば筋トレとか、ギターとか、イラストを書くとかでもいいですし、何か平日でも腰を据えて取り組みたい趣味を持ってみるのもおすすめです。
僕はギターがとにかく弾きたい時期がありまして、その頃は少しでも早く帰りたかったです。
趣味に使う時間も、副業の場合と同じで、積み重ねで何十時間という時間を使うことができますよね。
帰れるのに帰らないために発生する残業代をもらうより、はるかに有意義な時間です。
仕事のある日でも趣味を充実させられる日常、これこそワークライフバランスが整った人生ですよね。
こんな感じで、平日でも毎日やれば実ることは多いと言うことができますね。
早く仕事をこなすために明日からできること3選
ここまで、「定時退社が悪ではない理由」や「定時退社したい人が持つべきマインド」
について話してきましたが、ここでは早く帰るために実践してほしいことを紹介していきます。
ショートカットキーを覚えよう
ショートカットキーってどれくらい使ってますか?
仕事をこなす上で、自分の使うパソコンのどこにどのファイルがあってどうやって開くかを把握していることは重要ですよね。
コピーやペーストだけでなく、時短につながるショートカットキーはたくさんあります。
ここでショートカットキーを紹介することはしませんが、1つ問いかけをしますね。
「何でもいいのでファイルを開いてみてください」
開くときにマウスに手を伸ばしましたか?
もしWindowsでフォルダを開く時にマウスを使っているのなら、僕は遅いと思います。
この解決策は、フォルダの頭にアルファベットを振ることです。
デスクトップに英語の名前のフォルダがもしあれば、その頭文字のアルファベットを叩いてみてください。
フォーカスされましたか?
フォルダの頭文字をキーボードで叩くと、フォーカスします。Enterキーで開きます。
この機能を使って、デスクトップ上にある全てのフォルダにアルファベットを振ってみてください。
アクセスが楽に早くなりますよ!
タスク管理を徹底しよう
始業時に、自分がその日にやるべき仕事の全体像や優先順位を考えてますか?
これをすると自分がやることが明確になって、大体どのタスクを何時までに終わらせられれば今日は定時に上がれそうだな。
と、逆算して業務を進めることができます。
to doリストを作るのもいいですし、付箋などに手書きしてパソコンに貼って、終わったら剥がして捨てるなど、自分のやり易い方法でいいです。
タスクをぼんやり考えて、目の前の仕事だけをやるのではなく、全体像や順序を意識してこなしていけるようになれば、達成感も出ますし、
今日の仕事は終わったから帰ろう。
という気にもなりやすいですよ!
タスク管理おすすめです。
無理してその日にやらなきゃいけないか考えてみよう
最後はこれですね、「無理してその日にやらなきゃいけないか考えてみる」です。
「明日やろうは馬鹿野郎」という言葉がありますが、仕事においては僕は反対ですね。
この言葉の捉え方は難しいですが、ダイエットや自己投資は思い立ったその日にやる方が吉です。
仕事の場合で考えると、明日の自分の仕事が楽になることと、今日帰ってやりたいことに時間をかけれること
のどちらに価値があるのかを考えるということです。
ただ、その日のうちに処理しないと仕事で関わる人に迷惑がかかる場合は、考える必要もなくその仕事はこなすべきです。
そうじゃない場合は、明日の自分に任せるのもいいんじゃないですかね。
夕方に疲れた頭でこなすより、翌朝の一晩寝た頭でこなすほうが生産性が高いです。
こんな感じで、「無理してその日にやらなきゃいけないか考えてみよう」ということです。
それでもダメなら環境を変えるのも手です
ここまで、定時で帰れるのに周りに合わせて帰るタイミングをうかがっている人や、
本当は早く帰りたいのに帰りづらいので残業をしている人に向けて、
- 定時退社が悪ではない理由
- 定時退社をするためのマインドと
- 工夫できること
を書いてきました。
ここからは、そうは言っても絶対的な仕事の量が多過ぎて「仕事が終わらなくて帰りたい時間に帰れない人」に向けて悩みを解決できるように書いていきます。
人は人や環境でしか磨けない
5時半になったら友人からLINEの返信が返ってくるのに自分は仕事中。
金曜の夜は他部署の同期は飲み会に行っているのに自分はオフィスで夜ご飯を食べている。
自分は頑張って早く帰るための工夫をしているのに、上司や同僚たちははなから残業をする前提で仕事をしているし、その残業に付き合わされる。
こんな状況になってませんか?
こんな空気にうんざりしてませんか?
そんな環境を変えたいと思ってませんか?
「人は人や環境でしか磨けない」です。
自分の周りの5人の平均が自分とよく言うように、自分の能力や市場価値は職場の環境や一緒に働いている人で決まると言えます。
もしあなたがまだ若いなら、自分より3年上の先輩が3年後のあなたです。
この事実を考えた時、このままこの職場でこの仕事を頑張りたい!
と思いますか?
環境を変えて頑張りたい!と思いますか?
人は人や環境でしか磨けないので、仕事を変えて関わる人や身を置く環境を変えるのもありですね。
あなたを認めてくれる場所は絶対にある
あなたは今の仕事が自分に向いているとか、仕事をしていて楽しい瞬間があると言えますか?
もし、得意じゃないし好きになれないな。と思いながら仕事をしているのなら、もっと輝ける職場はあるかもしれません。
あなたの職場で一番仕事のパフォーマンスが高い方はどういう方ですか?
その人は同じ職場なのにあなたと違って、生き生きと仕事に向き合っていると思います。
向いている仕事をして、生き生きと仕事を頑張っている人にはやっぱり敵わないですよね。
あなたも、自分に向いている仕事に就いて生き生きと頑張ることができれば、きっとあなたの周りにも素敵な人が増えていくはず。
今の仕事が辛くても、あなたを認めてくれる場所は他に絶対ありますし、あなたが頑張れる環境は絶対にありますよ。
今いる環境で自分なりに頑張ってみて、それでもダメなら環境を変える行動をするのも手ですね。
明日から行動に移そう!
ここまで読んでくださったあなたは、明日から行動に移せるはず!
いいですか明日からですよ?
どこかでマインドを変えないと、いつまでも帰るタイミングを待っている灰色の日々です。
少しでも今日より早く、自分の意思で10分でも15分でも早く帰ることができれば、自信に繋がるはずです!
定時退社は悪ではありません! 最後にその理由と持つべきマインドをまとめますね。
まとめ
〜定時退社が悪ではない理由〜
仕事とプライベートは両立してなんぼだから
会社が定めている就業時間 = 定時だから
〜定時退社したい人が持つべきマインド〜
仕事の生産性が高いと考える
誰も得しないことを知る
早く帰れる自分を褒める
これらを意識するために、「平日でも毎日やりたいと思えること」
を見つけて頑張ってみてください!
そして、それでもダメなら転職を考えてみるのも手ですねということを伝えてきました。
僕自身、定時になっても帰りずらさを感じてモヤモヤしてましたが、今回の記事の中に書いたことを意識したら、早く帰れるようになって、ブログも書けてますよ。
定時で帰りたいあなたも、毎日を有意義に過ごせるといいですね!